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ファンタジー書き鰐屋雛菊(わにやひなぎく)の休憩所。 小説投稿サイト「小説家になろう」「ムーンライトノベルズ」での更新状況や、執筆にまつわる裏話などを中心に、あれこれ綴って行こうと思います。  ※こちらでは小説本文は掲載いたしておりません。
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    読むこと書くこと

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリへの拍手、ありがとうございます。あんな変な記事にまで拍手をいただき、たいへんうれしいです。

     昨日は久々にニンジャスレイヤーの続きを読みました。ご存知でないか方もおられると思うので簡単にご説明申し上げますと、ニンジャスレイヤーとはTwitterで連載されているオンライン小説です。ジャンルはサイバーパンク。SFですね。素晴らしく愉快な小説です。ご興味のある方はリンク先へどうぞ。

     わたくしまったく読書家ではありません。しかも読むのが遅い。現在ちまちまと読んでいるのは宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(集英社文庫)、谷崎潤一郎「文章読本」(中公文庫)の二冊です。銀河鉄道の夜は青空文庫で一度読んで、これはぜひ手元に置いておきたいと考えて買った一冊です。

     実は賢治をほとんど読んだことがありませんでした。やっと去年になって「銀河鉄道の夜」を読み、そのまぶしい描写に感動。なるほど、名作と言われるものは読まなきゃいかんなあと、反省した次第です。
     一方、谷崎のほうは、何年も前に知人に勧められたのですがなかなか手が出ず、ようやく去年から読み始めました。去年から……読むのが遅いのもありますが、物語ではないので項目ごとに固めて読めれば問題はないのです。一気に読んで流し読みになってしまっては意味がないというのもあって、意識して小刻みに時間をかけて読んでいます。まだ読み終わってはいませんが、これは良書だと思います。

     私は基本的に、いわゆるハウ・ツー本というものを読みません。もともと好奇心の方向は偏っているし、実感していないことを説明されても頭に入りにくい質なのです。有り体に言えば頭がわ……まあ私の頭はどうでもよろしい。とにかく谷崎の「文章読本」は良い本です。丁寧だけど簡潔に説明されていて、とても読みやすく分かりやすい。
     この本を手に取った理由は、勧められたからというのもありますが、文章の書き方がよく分からないからです。そんなんで小説書いてるのか、と思われたかもしれませんが、書き続けて来て、自分が正しいのか間違っているのか分からなくなりましてね。
     自覚がないと改善のしようもありません。谷崎の「文章読本」には、日本語で文章を綴るとはどういうことかが書かれています。確認と、新たな指標を得るに、この本は打ってつけでした。

     そして北方謙三の「三国志」(ハルキ文庫)は、なぜか最終巻を残して読みが止まっていたり。三国志は五丈原までなら大まかな筋が頭に入っているので、これまた慌てて読む必要がないというのがあります。それにしても12巻を読んでからずいぶん経つ。たぶん1年くらい。

     面白い本は読み終えるのがさびしかったりします。でも大抵は先が気になって読み切ってしまう。先を知っているからこそ、こんな変な楽しみ方ができるのかもしれません。




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