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ファンタジー書き鰐屋雛菊(わにやひなぎく)の休憩所。 小説投稿サイト「小説家になろう」「ムーンライトノベルズ」での更新状況や、執筆にまつわる裏話などを中心に、あれこれ綴って行こうと思います。  ※こちらでは小説本文は掲載いたしておりません。
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    名前と漢字

     いらっしゃいませ。
     当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。

     今日はちょっと軽い話しを、と思ったけど軽くないかも。
     とりあえずはこちらにお目通しを。

      子供の名前についてお聞きします!

     Yahoo! 知恵袋の解決済みQ&Aです。ここへ行きついた経緯については省略しますが、たまたま見つけたこの記事を観て、思ったこと考えたことを例によってつらつら書いて行きます。この記事のどこに、なぜ引っかかったのか。

     上記記事において、問題になっているのは「昊」という漢字であり、「そら」と読ませて子供に名づけたものの、それが妥当かどうかということだと思われます。妥当かどうかという判断は私のすべきことではありませんので、その問題にはふれません。すでに質問者は納得してますし。では何が引っかかったのかというと、上記Q&Aの質問者や回答者らの、「昊」という漢字、そして名前に対する感覚についてです。質問者はDQNネームであるかどうかを気にしており、回答者もそれに対してそれぞれの見解を述べています。しかし私はそれ以前の、漢字や名前に対する感覚の手軽さに違和感を覚えました。

     例えばテレビでもネットでもいいですが通信販売で買い物をします。その商品がどのような機能を持ち、どのような利便性があるかを購入者は前もって知っているわけですが、実際にその商品を手に取ったことはない。知っているのはデータのみです。

     「昊」という漢字を私は知りませんでした。そこでPC内蔵の辞書で調べたところ、あっさり「そら」で出て来ました。音読みは「コウ」、訓読みは無し。常用漢字・表外漢字字体表はともに該当せず、人名漢字は該当する、とあります。
     またネット上の漢字辞典では訓読みは「そら」としていました。

     Yahoo! 知恵袋でのやりとりでは、この「昊」という漢字を知っている人もいれば知らない人もいました。しかしふつうに生活している中で、やたらとお目にかかる字ではありません。名付けた親にとって思い入れのない、それどころか人生で一度もその手で書いたり使用したことのない、目にしたことすらない漢字を、付け焼き刃に書物やらネットやらで調べて、意味が好もしいという理由で我が子の名とする。私はどうもその軽さが気になるのです。

     ううむ。冒頭で軽い話しを、と言いましたが、あまり軽くないですね。重くもないですが。
     そうだ。拙作「温みの獄」の登場人物のうち、脇役達の名前は多く音楽用語や楽器名だったりします。ただ音や字面のみで選択した場合もあれば、それなりに楽器の音色や音楽の特性を考慮して名付けている場合もあります。
     創作物の登場人物なら、このくらいの気軽さで充分なのですがね。


     〈参考〉
       文化庁公式HP
       漢字辞典


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