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あっと言う間に桜が散ってしまいました。鰐屋は花見らしい花見をしたことがないのですが、桜吹雪の中を歩くのは好きです。
そうやってご近所で薄桃色の花びらまみれになって気が済んだ鰐屋は、半ひきこもり力を存分に発揮して、最近あるウェブ小説をむさぼるように読んでおります。ネット上で親しくしてくださっている一倉弓乃さんの「樹都伝説シリーズ」です。いやもう、すっごくおもしろいです。読み始めたら止まらなくなりました!
樹都伝説シリーズとは
舞台は各都市がドーム化されている(されてない町もある)近未来、そこではひっそりと魔法が存在し神が存在し、呪いも存在します。主要登場人物達はシリーズ初期は日本で高校生してますが、ストーリーの進行にあわせて少しずつ成長してゆきます。
なおBLな展開もあり、文章こそソフトながら内容はいろいろ濃厚です(笑)。そしてBL展開がありながら、女の子キャラも大活躍します。
現在上記リンク先のHPのほか、「小説家になろう」様への転載されている最中です。「小説家になろう」では時系列順に投稿されていますよ。なろうのリンク先はこちらです。
あ! 大事なことを言い忘れていました。
シリーズ最初の長編「Darkness-under the tree-」は、たくさんの個性豊かな猫が登場します。猫好きの方は、うっとりすること間違いありません!
さてさて。前回のエントリに拍手ありがとうございました。実は今月でこのブログも丸2年になります。不定期更新のうえ、告知もしないというわがままな運営ですが、これからもよろしくお願いします。
いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
またもや更新が滞りました。年内の連載をはやばやと終えて、のんびりしちゃってし過ぎちゃって、という感じです。体調不良もありまして、気が乗らないことはやらずに、ほけほけと過ごさせていただいてます。アニメ観たりマンガや小説読んだり。
しかしそろそろそれも飽きてきたし、11月も終わっちゃうしで、ようやく書く方を再開しようかと思います。体調を優先しますが、それでも年内に温みの獄の次章「惑」へと続く挿話と、バナーお礼SSは書きます。
なお挿話のほうは主要人物は誰一人出て来ません。いわば新キャラの顔見せみたいなもので、読まなくても問題ない内容となります。お礼SSはいたすだけのものでございますので、こちらも読まなくても何ら問題ありません。
さて。予定の告知なんかおもしろくも何ともないので、もうちょっと実のある話しを。
久しぶりにタニス・リーを読んでいます。といっても新作ではなくて、本棚をあさってて見つけた「幻獣の書」「堕ちたる者の書」を。購入したのはずいぶん昔なので内容もうろ覚え、たいへん楽しく読めました。何というか、とにかくエロいのですよ。こういう雰囲気を目指してたはずなんだけど、ぜんぜん方向違いのところを突っ走ってる自分に気づいて、若干気落ちもしましたが(笑)。
上記に上げた「幻獣の書」及び「堕ちたる者の書」は、ヨーロッパのどこかにあるという、架空都市パラディスを舞台としていますが、まったく別物のストーリーです。前者は一本の長編であり、後者は三本の中編から成っています。時代はエピソードによって変化し、古くはローマ時代にまで遡ります。
また、舞台が古代から中世・近代と時代が変遷する中で、ストーリーとは別に、やはり変化しやはり変わらぬヨーロッパの、重たげな陰さす都市が、美麗に淫靡に描かれていて、これが圧巻。おそらく現在は入手困難な二冊ですが、もしお見かけの際は手に取ってご覧下さい。おすすめです。