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いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
またもや更新が滞りました。年内の連載をはやばやと終えて、のんびりしちゃってし過ぎちゃって、という感じです。体調不良もありまして、気が乗らないことはやらずに、ほけほけと過ごさせていただいてます。アニメ観たりマンガや小説読んだり。
しかしそろそろそれも飽きてきたし、11月も終わっちゃうしで、ようやく書く方を再開しようかと思います。体調を優先しますが、それでも年内に温みの獄の次章「惑」へと続く挿話と、バナーお礼SSは書きます。
なお挿話のほうは主要人物は誰一人出て来ません。いわば新キャラの顔見せみたいなもので、読まなくても問題ない内容となります。お礼SSはいたすだけのものでございますので、こちらも読まなくても何ら問題ありません。
さて。予定の告知なんかおもしろくも何ともないので、もうちょっと実のある話しを。
久しぶりにタニス・リーを読んでいます。といっても新作ではなくて、本棚をあさってて見つけた「幻獣の書」「堕ちたる者の書」を。購入したのはずいぶん昔なので内容もうろ覚え、たいへん楽しく読めました。何というか、とにかくエロいのですよ。こういう雰囲気を目指してたはずなんだけど、ぜんぜん方向違いのところを突っ走ってる自分に気づいて、若干気落ちもしましたが(笑)。
上記に上げた「幻獣の書」及び「堕ちたる者の書」は、ヨーロッパのどこかにあるという、架空都市パラディスを舞台としていますが、まったく別物のストーリーです。前者は一本の長編であり、後者は三本の中編から成っています。時代はエピソードによって変化し、古くはローマ時代にまで遡ります。
また、舞台が古代から中世・近代と時代が変遷する中で、ストーリーとは別に、やはり変化しやはり変わらぬヨーロッパの、重たげな陰さす都市が、美麗に淫靡に描かれていて、これが圧巻。おそらく現在は入手困難な二冊ですが、もしお見かけの際は手に取ってご覧下さい。おすすめです。