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ファンタジー書き鰐屋雛菊(わにやひなぎく)の休憩所。 小説投稿サイト「小説家になろう」「ムーンライトノベルズ」での更新状況や、執筆にまつわる裏話などを中心に、あれこれ綴って行こうと思います。  ※こちらでは小説本文は掲載いたしておりません。
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    長編ファンタジー小説が主流。まれに文学系の掌編を書くことも。
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    緊急事態です

    いらっしゃいませ。 当ブログへようこそ。
     
     実はパソコンが壊れました。このため今週の更新はお休みさせていただきます。修理にかかる日数は不明ですが、来週7月31日は更新できると思います。

     取り急ぎ、お知らせ致します。

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    伏せたる点を繋げ

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。

     今週は遅れ遅れて22時の更新となりました。今回はそれなりに時間はとれたのですが、書けば書くほど没文章が増えるという業病に取り憑かれておりました。

     さて。今日はわたくしの日頃の行いが禍を呼んだ、という話ではなく、伏線について考えた(苦労した)ことを、つらつらお話ししてみようかと思います。

     まず今回の更新で使えない文章を量産したわけですが、なぜこんなことが起こったのか。私はときどきこういう状態に陥りまして、理由の一つに、場面構築に必要な情報の意図的な漏洩が、事前に充分できていなかった、というものがあります。平たく言うと

     伏線不足

     というヤツでございます。

     伏線不足。

     大事なことなので二度言いました。イヤな言葉です。当方、頭が弱いクセにプロットをきちんと立てておりませんので(というか、頭が弱いのでプロットをきちんと立てられないのですが)、何度もこの事態に行き当たり、そのたびまんまと誤魔化してきた過去があります。素人物書きとしてはわたくし鰐屋、誤魔化しに関してはそこそこの腕前と自負しております!

     ……閑話休題。

     伏線不足で何が問題になるかというと、最悪の場合は話が崩壊、崩壊せずとも先に進められなくなります。拙作「温みの獄」は誤魔化しスキルを駆使して、何とか最悪を回避できてはいますが、ここで新たな修羅の道が拓けてしまいました。それは

     説明地獄

     今回わたくしは悟りを啓きました。地獄を堪能いたしましたので。

     伏線不足は説明過多を招きます。説明過多を嫌いそれをせず、力業で話を進めるのもアリですが、最終的に物語の筋とは別のカタストロフィを迎えてしまう危険性をはらんでいます。一見、完結まで書き通しているように見えて、実は作者が作品の崩壊を自覚していないだけ、という悲喜劇を作品の外に構築してしまう、と言うものです。

     そんなわけで鰐屋はのたうち回りながら書きました。必要な説明を要所要所に盛り込み、盛り込みすぎて場面・ストーリーの主旨に戻れなくなっては修正し削除し、ここでこんなに説明ばっか並べてもウザいだけだよいやそんなこと言ってじゃあ次いつどこで説明するんだようあたしのばかあぁぁぁああああああ! 

     と、要約するとこのような次第でした。

     しかし伏線というものはもともと「点」でありまして、重要の度合いや質を伏せた幾つかの情報を、効果的に配置せねばなりません。それら複数の「点」が読み手の意識下で意味を持って繋がったとき、伏せられた点が線となり、はじめて効果を発揮します。それにはまず「点」の配置に必要な場面を作らねばなりません。伏線不足というのは、必ずしもイコールではありませんが、概ねエピソード不足でもあります。

     拙作はと言うと、例えばルミルに関して、あと1エピソードくらいあったほうが良かったかな、と思っています。他にも、まあ、その、いろいろ……。

     伏線とは斯くも深遠なるものか。

     などと、主に眠気で気が遠くなりつつ考えた今週の更新でした。

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    777

    いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。

       訪問者777人突破

     ありがとうございます!
     地味な記事を地味に上げ続けて来ました。これからもニッチな需要に応えるべく続けて行きたいと思います。

     今週もつつがなく遅刻で更新いたしました。半分眠りながら仕上げたものですから、あとから読み返していろいろ不作法がございました。あまりにもひどいところは手を入れましたが、何というか、人間同士のあれこれいざこざは、読んだり想像したりするのは楽しくても書くのは難しいです。複数人・複数集団の思惑が入り乱れている状態を説明臭くなく、できれば読み手にわくわくしていただけるように書く、という高等テクニックを必要とします。まあ素人物書きにそのようなものがあるわけもなく、だからと言って努力を惜しんでいては、より良いものには近づけませんしね。
     そんなわけで、気合いだけは充分盛り込みました。眠りながら書いたけど。

     さて。
     とうとう「三国志」(北方謙三 / ハルキ文庫)を読み終えました。全13巻。列伝もあるのですが、それはまた気が向いたら読もうかと思ってます。
     まず冒頭のシーンが強烈にカッコイイ北方三国志。読み始めた当時、影響を受けやすいわたくしは、思わず騎馬戦(本物の馬使用)を書いてみたくなり、どこをどうしたものか、二足歩行する恐竜もどきに乗って狩りをするシーンを書きました。それも懐かしい思い出でございます。
     北方三国志は動的でとてもワイルドです。元ハードボイルド作家であった北方らしく、無口で不器用な男を描かせるととにかく巧い。呂布なんてカッコ良すぎるくらいカッコ良かった。
     多少の不満があるとしたら、曹操陣営の人物達がやや精彩に欠けたことでしょうか。曹操は素晴らしい悪役っぷりでしたが、他となると司馬懿の変態ぶりが笑えたくらいです。

     また、新たに「ローマ人の物語2-ローマは一日にして成らず-(下)」(塩野七生 / 新潮文庫)を読み始めました。実は上下巻を数年前に購入し、諸々の事情で上巻だけ読んで放置しておりました。ヨーロッパ文明の根幹を成すローマ帝国の興亡記、長いけど焦らず楽しみたいと思います。

     では今日はこのへんで。
     各地で猛暑が続いています。みなさまも暑さ対策怠りなきよう、どうぞお気をつけください。






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    80年前でしたか

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。

     前エントリに拍手いただきまして、ありがとうございます。

     今週もまた(以下、略)。

     いや、略してどうするのか、私。

     またもや遅刻してしまいました。

     実のところ、作品公開の場で更新日を毎水曜0時と公言してはいません。これはあくまで自主的なものです。ただ、2年近くその法則で書き続けて来て、この決して短くはない期間をお付き合いくださっている方々との間には、暗黙の約束が成立しているという認識もまたあります。ですからできる限りこれは守ってゆくつもりでした。しかしちょっと無理が生じて来ています。

     と言っても、週一連載をやめると言う話しではありません。実はプライベートで月曜火曜に、執筆時間が取りづらい状況が多くなってきているのです。

     7月中は何とか水曜でがんばりつつ、更新曜日の変更を視野に入れて調整しようかと考えています。

     さて。

     前置きが長くなりましたが、久しぶりに読書の話しを。
     やっと谷崎の文章読本を読み終えました。吉行淳之介の解説も含めて、たいへん勉強になりました。きっと何度も読み返すことになると思います。最初から最後までを読み通すというのではなく、適当に開いたページを読むというような感じで。

     そしてまだ購入していませんが、次は三島の文章読本を読む予定です。文章読本の類は谷崎の一冊で充分かと考えていましたが、うわさによると三島版は谷崎版にケチつけるつもりで書かれたとか何とか。三島は大好きな作家でもありますし、そういうことならぜひ読んでおこうと思った次第です。

     当ブログで谷崎潤一郎の文章読本にふれるのは、本エントリが最後になると思います。その最後の機会に目次の一部をご紹介させていただきます。

     二 文章の上達法

      ○ 文法に囚われないこと

      ○ 感覚を研くこと

     小説のハウツー本にはよくありそうな項目ですが、各項にはいくつかの節があって、たとえば「文法に囚われないこと」の項には

      ・日本語には西洋語にあるような文法はない

      ・日本語には正確なるテンスの規則なし

     などなど。

     前書きによれば、本書は昭和九(西暦1934年)に書かれたものです。ですが日本語の特徴を取り上げたうえで、そういう特徴を備えた言語としてのうつくしさとはどんなものかを説いている本書は、日本語が著しく変化しない限り、文章を書く人にとって実用書であり続けるでしょう。

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    次はキョートだ

    いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手及びコメントいただきまして、ありがとうございます。返信は折りたたみに格納しました。どうぞご確認ください。

    「ニンジャスレイヤー」コミック化!

     というわけでちょっと興奮気味でございます。読みのほうはようやく第一部ネオサイタマ炎上を読み終えました。おもしろかったー! 次は第二部キョート殺伐都市です。

     また今週はテルマエ・ロマエの最終巻が発売されました。とうとう終わってしまった。少しさみしい気もしますが、良いラストでした。本当に楽しいマンガでした。そして春期アニメも続々と最終回を迎えます。来期は何が面白いんだろうなあ、と思いつつまったくチェックしていません。銀の匙は観ようと思っています。

     さて。ちょっとおしらせです。
     実は先日からブログの仕様が変更になりました。
     いい機会なので今後は、一定のルールに従って記事を作って行こうと思います。

     ・リンクのある単語または文章は青色で表示
     ・引用文は斜体で表示
     ・重要事項は赤色で表示(リンクを貼っている場合もあり)
     ・強調は太字または大文字で表示

     今までも大体こんな感じで作っていましたが、色などはそのときの気分で変わることもありました。不具合がなければ上記のように表示していきます。

     では今後も当ブログをよろしくお願いします。



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