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ファンタジー書き鰐屋雛菊(わにやひなぎく)の休憩所。 小説投稿サイト「小説家になろう」「ムーンライトノベルズ」での更新状況や、執筆にまつわる裏話などを中心に、あれこれ綴って行こうと思います。  ※こちらでは小説本文は掲載いたしておりません。
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    中華カレー

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手いただきまして、ありがとうございます。

     昨日、千葉まで中華食いに行きました。およそ1時間半の旅です。
     横浜ならまだしも、なぜ千葉なのか。理由は簡単で、「美味いからぜひ食べに行こう」と友人に誘われたからです。ふれ込みどおり美味でございました。特にカレーが!

     1時間半も電車に乗って、わざわざ中華料理屋でカレーを食う。一見ばかばかしく思えるかもしれません。でもちょっと味わったことのない美味しさでした。辛味は抑えめで、トウガラシの辛さではなく、おそらく白胡椒の辛さが立っていました。しかもちゃんと香辛料をブレンドして、独自の味を作っているようでした。ボリュームたっぷり一皿が2〜3人分、お値段700円という素晴らしさ。

     もちろん他にもいろいろ食しました。みんな美味しかったけど、特に印象に残ったのは餃子(蒸し)で、細切りのニンジンや干し椎茸が入っていました。餃子の皮(おそらくライスペーパー)に、ニンジンのオレンジ色がうっすら透きとおって見えて、彩りもきれいでした。

     何年ぶりかで会う顔ぶれもあり、たいへん楽しいお食事会でした。遠いけどまた行きたいなあ。

     しかし出かけると食い物の話ししかしないですね、私。


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    どうぞご自由に、ご存分に

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手及びコメントいただきまして、ありがとうございます。返信は折りたたみに格納しました。どうぞご確認ください。

     今週は30分ほど遅刻してしまいました。このところ何とか0時に間に合うように書けていたのに……申し訳ありませんです。ですが3000文字オーバーに加えてちゃんと展開もあったので、読み応えはいつもよりあるのではないか、と思います。たぶん。

     さて。
     今日はタイトルの話しを。
     当ブログへお越しくださる方は、拙作「温みの獄」を一度くらいお目通しくださっているかと思います。このタイトル、皆さまは何と読んでいらっしゃるでしょうか。

     「温み」を「ぬるみ」「ぬくみ」、またはやや強引に「あたたかみ」と読ませることもできます。「獄」はふつう「ごく」ですが、訓読みだと「ひとや」。

     原稿はPCで書いてるので、当然ですが入力するための決まった読みがあります。ですがそれが唯一の正解ではありません。皆さまのイメージにもっとも合致する読みが正解です。お好きなようにお読みください。そのつもりで振り仮名はつけていません。

     何だかどうでもいい話ししかしてませんが、今日はこのへんで。


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    血撒き肉おどろ骨吹っ飛ぶ

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手及びコメントいただきまして、ありがとうございます。

     昨日はマンガを衝動買いしてしまいました。マンガたくさん読んでますが、基本的に友人・知人のオススメだったり、特にオススメされなくとも面白いという意見を聞いて興味を持ったり、長く続く長編作品を買い続けたりと、この数年はそういう作品選びをしていました。何の予備知識もなく、本屋でたまたま見つけた本を買うという博打性の高い行為は、本当に久々です。

     で、結論から言うと、アタリでした!

     「ホークウッド」(トミイ大塚 / MFコミックフラッパーシリーズ)という作品で、中世に実在したジョン・ホークウッドという傭兵隊長をモデルにした物語です。中世ヨーロッパにおける戦争ビジネスについて、生々しく且つ生臭く(笑)描かれています。百年戦争を舞台に、未だ無名の傭兵隊長ホークウッドが如何にのし上がってゆくのか。現在3巻まで発売中。
     主人公のライバル的存在であるイングランドの黒太子エドワードの、才気走った描き方も要注目です。

     あまり女性が読んで楽しい作品ではないかもしれませんが、中世ヨーロッパの戦争に関して興味ある人には美味しい作品だと思います。

         ※タイトルが不穏なのは、単に良いタイトルが思いつかなかったせいです。すみません。

     

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    黄金週間

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手いただきまして、ありがとうございます。

     ゴールデンウィークのまっただ中です。まっただ中の平日でありメーデーであり、通常勤務の方もおられれば、労組のデモ行進に駆り出されている方もおられるかもしれません。皆さまお疲れ様です。鰐屋は通常運行で相変わらずの半引きこもりを続行中でございます。

     まずご報告。今週も無事に更新できました。しかし今日は違う話をしましょう。

     日曜日のことになりますが、遠方から知人が東京へ遊びにいらっしゃってました。そこで代々木のカンボジア料理店アンコールワットでランチをご一緒しました。
     実はアジア飯、大好です!
     しかしこのお店、何度か行ったことはあったんですが、昼間に行くのは初めてでした。昼はランチメニューのプレートセットしかなくて、選択が限られていたのが残念でした。

     カンボジア料理、別名クメール料理は地理的条件に同じく、ベトナムとタイの中間と云った感じです。でもパクチー(香菜)の使用は控えめ、タイ料理ほど辛味にこだわりもなく、全体的にはあっさりしてます。インパクトは薄いけど、個人的には好きなのです。
     アンコールワットというお店は、店構えが昭和臭ただよってて、なかなか良い感じです。店の親爺がまた、東南アジアなノリで面白い(賛否わかれるところだと思いますが)。お値段もリーズナブルです。

     そしてその翌日、つまり一昨日。自宅の近所にあるインド料理屋にも行きました。自宅から徒歩で15分くらいの距離に、新しくできたお店です。徒歩圏内にできたとあれば、これは一度冷やかしに行っておかねばならぬ! というわけで行ってきました。ここも美味しかったです。お店のスタッフさんがとても親切で気さく。(……しかしこの場でご紹介するには自宅から近すぎる)
     そして今日も別のインド料理店へ行こうと思ってたんだけど、さすがにやめました。やめて蕎麦食った。GWがあやうくアジア飯食いだおれウィークになりそうでした。あぶないあぶない。

     陽ざしあたたかな5月の大型連休、皆さまもどうか楽しくお過ごしくださいませ。 



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    点と丸

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手いただきまして、ありがとうございます。

     相変わらずちまちまと谷崎の「文章読本」を読んでいます。先日は句読点の項を読みました。
     さて。ここで問題です。下記文章に、正しく句読点を打ってみてください。

     〈引用〉
    女で盲目で独身であれば贅沢と云っても限度があり美衣美食を恣にしてもたかが知れているしかし春琴の家には主一人に奉公人が五六人も使われている

                         谷崎潤一郎「春琴抄」
                         文章読本 / 谷崎潤一郎(中公文庫)より


     実は句点「。」読点「、」の打ち方には、決まったルールがありません。だから句読点の打ち方に悩むのは、文章を書くことについて真面目に考えていれば、むしろ当たり前だと言えます。自由とは、無限の正解を内包しているからです。
     もちろん上記の文章には、谷崎自身が打った正解があります。しかしこの「春琴抄」は小説作品として発表された当時、上記のようにほぼ読点なし、句点も段落の〆のみだったのです。

     私は「温みの獄」連載を始めるにあたって、句読点(特に読点)の打ち方について、ある程度のルールを自分なりに立てています。まず文章の流れをできるだけ切らないように、読点すなわち「、」を極力減らす。しかし一文の長さには変化を持たせて、リズムを出すよう心がける。

     〈例〉
     
    男が壷を手に取った。あの強引な香りは空気にふれた時間ぶんだけ鮮烈さが目減りしている。自らの杯へ、次いでヴァルドへと口が向けられた。差し出す。注がれる。

                         拙作「温みの獄」より


     上記文章の文字数は順に、10、32、23、5、5という構成です(句読点含む)。二番目の、酒の香りについての描写以外は、単に動作を説明しているに過ぎません。これをどう読ませるか。酒を注ぐ・注がれるというやり取りを、「わざわざ書くこと」にどんな意味をこめるか。文章によってイメージを想起させ、そのイメージができるだけ淀みなく流れるように句読点を置いています。

     と、毎回毎週こういうことをやってます。
     当たり前ですが、実際には書き手の思惑どおりに読んでもらえるわけはないのですけどね(笑)。ただこうした「自分ルール」を作っておくと副産物として、文章の統一感をある程度調整できるという利点があります。調子の悪いときというのは、たいてい書くリズムが悪いので、必然、文章自体のリズムも悪くなります。長期執筆が続く場合、こうした方法論を作っておくことは質の保持において、なかなか有効だったりします。

     ところで私が初めて読んだ谷崎作品が、まさに「春琴抄」でした。なのにこのぶっ飛んだ体裁の文章について、実はまったく覚えていません! (残念ながら当時読んだ文庫本は手元にありません)いったいどういう読み方したんだろうと、自分で自分が不安になりました。
     小難しいこと言ってるわりに、根はテキトー人間でございます。


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