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ファンタジー書き鰐屋雛菊(わにやひなぎく)の休憩所。 小説投稿サイト「小説家になろう」「ムーンライトノベルズ」での更新状況や、執筆にまつわる裏話などを中心に、あれこれ綴って行こうと思います。  ※こちらでは小説本文は掲載いたしておりません。
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    有言不実行

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手及びコメントいただきまして、ありがとうございます。返信は折りたたみに格納しました。どうぞご確認ください。

     今週はまったく無事ではすみませんでした。23時間以上の遅刻は連載開始以来2度目(1度目は端の章第三話3)ですが、以前のときより更にぎりぎりでした。
     この誑の章第六話は思いのほか苦戦したわけですが、敗因は明白です。

       主 人 公 の 性 格

     これに尽きる!
     その場になってみないと分からないことというのがあって、ソアレーンの性格はちゃんと把握してますが、馴染みのない他人との会話があそこまで難しい奴とは思っていませんでした。提示しなければならない情報がいくつかあって、会話形式で出していこう、聞いた話からあれこれと思考を巡らせて、次の展開に持って行こう、なんて軽く考えてたんですが、会話進まねえ! それどころか、人の話すらまともに聞いてくれません。あの二人のみの場面を作ったのは完全に失敗でした。

     私は趣味で書いてる素人物書きですが、他人様のお時間を拝借してお目通しいただくのだから、素人なりにそれ相応のものをご提供すべく心がけています。そのラインを踏み外してはいませんが、今回は更新が遅れたことも含めて、かなり辛い回になりました。それでも多くの方に閲覧いただき、身が引きしまる思いです。

     次回で第六話は終了し、続く第七話で展開を大きく動かす予定です。誑の章はもう少し続きますが、引き続きお楽しみいただければ幸いです。


    拍手[2回]

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    遅刻魔

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手いただきまして、ありがとうございます。

     今日も何とか、本当に何とか更新できました。けっきょく6時間以上の遅刻です。大遅刻です。物によっては文庫本一冊読めてしまうじゃないか、と猛省しております。
     しかも展開らしい展開もない。ですがストーリーの進行上は、重要な情報を盛り込んでいます。いつにもまして地味な回となりましたが、お楽しみいただければと思います。

     来週は時間どおり更新できるよう、がんばります。



    拍手[1回]

    100質(後半)

     カップリングなりきり100の質問後半です。
            ※質問提供は「BIANCA」様です。


    51 貴方は受け? 攻め?
     ヴァルド「どういう用語だ、これ」
    ソアレーン「俺にきくな」
     ヴァルド「俺が攻めとやらで、お前が受けになるわけか?」
    ソアレーン「だから俺に尋くな」

    52 どうしてそう決まったの?
     ヴァルド「どうしてって、うはははは。なんだ、こりゃ」
    ソアレーン「余計なお世話だ!」

    53 その状態に満足してる?
     ヴァルド「そりゃもう」
    ソアレーン「あんた何まじめに答えてるんだよ(ぷんすか!)」
     ヴァルド「そう目くじら立てるなって」

    54 初エッチはどこで?
     ヴァルド「あれ、どの辺りだったっけなあ」
    ソアレーン「どこでもいいよ」
     ヴァルド「たぶんマディアールとイフェルトゥカの国境近くだ」
       ※「どこ」と訊かれたら、二人とも地理的な位置しか思いつかないのです。

    55 その時の感想を・・・・
    ソアレーン「もう何も答えたくない」
     ヴァルド「まあそう言うな」

    56 その時、相手はどんな様子でした?
     ヴァルド「最初は緊張してるようだったが、途中からは――」
    ソアレーン「勝手にひとのこと言うな!」
     ヴァルド「そういう質問なんだから、しょうがないだろ」
    ソアレーン「うるさい黙れ。俺のことをしゃべるな!」

    57 初夜の朝、最初の言葉は?
     ヴァルド「一日休みをくれてやったんだよな」
    ソアレーン「恩に着ろとでも?」
     ヴァルド「……最初の言葉ってなんだったかな。覚えてねえや」
    ソアレーン「目が覚めたとき、あんたいなかったしな」
     ヴァルド「なんだ、さびしかったのか」
    ソアレーン「いっぺん死ねよ」

    58 エッチは週に何回くらいする?
     ヴァルド「週に何回とか、定期的にできるもんでもないからなあ」
    ソアレーン「昼間は移動して、雑用の仕事もあるんだ。そんなに頻繁に夜も働かされたら身が保たない」
     ヴァルド「そのうち慣れるさ」
    ソアレーン「慣れたくない」

    59 理想は週に何回?
     ヴァルド「俺は毎日でも(もちろん冗談)」
    ソアレーン「……殺す気かよ(本気)」

    60 どんなエッチなの?
     ヴァルド「どんなって、どんなってなあ、わははははは」
    ソアレーン「……」
     ヴァルド「特にかわったことはやってねえよな。普通だと思うぜ」
    ソアレーン「俺にとっては、ぜんぜん普通じゃない」

    61 自分が一番感じるのはどこ?
     ヴァルド「男が感じるところなんて、決まってるだろ」
       ※ソアレーンは解答を拒否しました。

    62 相手が一番感じているのはどこ?
     ヴァルド「同じ男だから感じるところも同じなわけだが、最近はちょっと慣れて来」
    ソアレーン「だから! 俺のことを勝手に話すな!!!」

    63 エッチの時の相手を一言で言うと?
    ソアレーン「けだもの」
     ヴァルド「ちょっと待て。そつは聞き捨てならねえ。ちゃんと優しくしてやってるだろ」

    64 エッチははっきり言って好き? 嫌い?
     ヴァルド「嫌いじゃねえわな」
    ソアレーン「……きらいだ」

    65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?
     ヴァルド「どんなって……一日の仕事を終えて、さあ寝よか、てなときだよなあ。今のところ」
    ソアレーン「今のところ?」

    66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)
    ソアレーン「……なんだ、この質問」
     ヴァルド「世の中、お前の知らんことが、まだまだいっぱいあるってことだ」

    67 シャワーはエッチの前? 後?
    ソアレーン「洗える状況なら、どっちも」
     ヴァルド「できるだけ水場が確保できたときに、とは考えてる」

    68 エッチの時の二人の約束ってある?
     ヴァルド「そりゃまあ、いろいろ」
    ソアレーン「言いたくない」

    69 相手以外とエッチしたことはある?
     ヴァルド「この年で、ない方がヘンだろ」
    ソアレーン「……ない」

    70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?
     ヴァルド「反対だな」
    ソアレーン「何だこれ、どういう理屈だ?」

    71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?
    ソアレーン「ざまあみろ」
     ヴァルド「お前……」
    ソアレーン「それから相手を尊敬するな」
     ヴァルド「何とでも言え」
       ※ヴァルドの解答は、当然ながら「悪者を殺す」になります。

    72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?
     ヴァルド「恥ずかしかねえよ」
    ソアレーン「何か違う」

    73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?
     ヴァルド「……だ、ダメだ、考えられねえ! 質の悪い冗談でしかないだろ、これ(腹抱えて悶絶)」
    ソアレーン「(ルミルを想定して)やるのはイヤだけど、一緒に寝るくらいなら、してもいい、かな」

    74 自分はエッチが巧いと思う?
     ヴァルド「下手くそじゃあねえと思うんだが。どうだ?」
    ソアレーン「……! 俺に尋くな」

    75 相手はエッチが巧い?
    ソアレーン「だから尋くなって」
     ヴァルド「お前はまだまだだなあ」
    ソアレーン「悪かったな」

    76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?
    ソアレーン「何も言うな。黙ってさっさと終わらせろ」
     ヴァルド「悦いか悪いかだけでも言ってくれると、こっちはやりやすいんだがな」

    77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?
    ソアレーン「顔なんて見てない」
     ヴァルド「達く寸前の顔、達ったときの顔、達ったあとの顔……なかなか甲乙つけがたいもんだな」
    ソアレーン「そんなまじまじ見んなよ」

    78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?
    ソアレーン「別にいいんじゃないか」
     ヴァルド「うん? そうだな」
       ※ヴァルドは、自分はいいけど相手の浮気はダメというタイプです。

    79 SMとかに興味はある?
    ソアレーン「またわけの分からない言葉が」
     ヴァルド「安心しろ。俺は興味ない」

    80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?
     ヴァルド「突然も何も、それがふつうだしな」
    ソアレーン「だってやりたくないし、やらない方が俺にはふつうだし」

    81 強姦をどう思いますか?
     ヴァルド「うちでは表向き禁止事項になってる」
    ソアレーン「表向き?」
     ヴァルド「表向きの仕事のときは禁じてるってことさ」
    ソアレーン「裏の仕事なんてあるのか?」
     ヴァルド「食い詰めれば略奪をやるか、ガレアノルドあたりで戦働きだ。そういうときにお行儀良くは、やってられねえからな」
    ソアレーン「俺は……いやだ」
     ヴァルド「ロクでもねえことなのは……分かってる。だが極限状態でどれだけ自制が効くかは、その場になってみないと分からんもんさ」

    82 エッチでツライのは何?
    ソアレーン「…………くち、すい(「口吸い」キス、接吻のこと)」
     ヴァルド「なんで? 好きだろ、お前。いつも気持ちよさそうにして」
    ソアレーン「しししてない!」
     ヴァルド「いや、してる。昨夜なんか、それだけで達けそうだったじゃねえか」
    ソアレーン「あれは、違……、その、だ、だから、…………だから、イヤ、なんだ……」
     ヴァルド「……(まずい。やりてぇ)」

    83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?
     ヴァルド「クララナスの舞踏室だろうなあ」
    ソアレーン「……どうかしてたんだ」

    84 受けの側からエッチに誘ったことはある?
    ソアレーン「……だから、あのときはどうかしてたんだよ」
     ヴァルド「落ち込むなよ」

    85 その時の攻めの反応は?
     ヴァルド「襲撃があった夜はそれどころじゃなくてな。俺だって辛かったんだぜ」
    ソアレーン「いいよ、別に」
     ヴァルド「二度目はさすがの俺も堪えきれなかった。けどお前、もうちょっと色気のある誘い方しろよ」
    ソアレーン「だから、あのときは、どうか、してたんだってば」
     ヴァルド「お前、何でヘンな汗かいてんだ? ふつうここは赤くなって恥じらうところだろうが」

    86 攻めが強姦したことはある?
     ヴァルド「ない」
    ソアレーン「…………ない」
     ヴァルド「なんだ、その間は?」

    87 その時の受けの反応は?
       ※ないので省略。

    88 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?
    ソアレーン「とにかく女だ」
     ヴァルド「お前、女とやりたいのか」
    ソアレーン「わ、悪いかよ。普通はそうだろ。あんただって女の方が好きじゃないか」
     ヴァルド「……まあ、な」

    89 相手は理想にかなってる?
    ソアレーン「大はず……」
     ヴァルド「わかってるから、みなまで言うな」
    ソアレーン「そうだな。お互い様だし」
     ヴァルド「確かにお前は、理想にゃほど遠いよ」

    90 エッチに小道具を使う?
    ソアレーン「は? ど、どうぐ?」
     ヴァルド「俺は説明しないぞ」

    91 貴方の「はじめて」は何歳の時?
    ソアレーン「……13」
     ヴァルド「さて、いつだったか。10年以上前なのは確かだが」
    ソアレーン「なんか無性に腹が立ってきた」

    92 それは今の相手?
     ヴァルド「ははははは。お前が生まれる前の話だ」
    ソアレーン「面白くない」

    93 どこにキスされるのが一番好き?
    ソアレーン「どこもいやだ」
     ヴァルド「そう言うわりに、どこもそれなりに良い反の」
    ソアレーン「だから俺のことを話すなって言ってるだろ!」

    94 どこにキスするのが一番好き?
     ヴァルド「くちびる」
    ソアレーン「するのもされるのも、いやだ」

    95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?
    ソアレーン「あんたのことは言わない。だからあんたも俺のことをいうな!」
     ヴァルド「わ、わかった……ん?」
       ※本項は強引にキャンセルされました。

    96 エッチの時、何を考えてる?
     ヴァルド「まあいろいろと」
    ソアレーン「考える余裕なんてない」
     ヴァルド「…………」
    ソアレーン「なんだよ。俺、なんかヘンなこと言ったか?」
     ヴァルド「あーその。変じゃないから、大丈夫だ。うん、変じゃない」
    ソアレーン「じゃあ何でそんな、にやけてんだよ!」

    97 一晩に何回くらいやる?
    ソアレーン「一回で充分だ!」
     ヴァルド「わかったから怒鳴るな」

    98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?
    ソアレーン「脱がされるのは嫌いなんだ。だからこれからは自分でやる」
     ヴァルド「脱がすのは好きなんだが、脱がされるのは好きじゃないな」
    ソアレーン「聞いてんのかよ」

    99 貴方にとってエッチとは?
    ソアレーン「義務。違うな、仕事の一環? それも違うか」
     ヴァルド「難しく考えずに楽しめよ」

    100 相手に一言どうぞ
    ソアレーン「15になったら、あんたと寝ない」
     ヴァルド「何だ、いきなり」
    ソアレーン「15才からは大人なんだろ。モントゥーノが言ってた」
     ヴァルド「……じゃあ、それまでは」
           ↓

           ↓

           ↓

           ↓

           ↓

     天幕の内側で聴く雨音は夜を切り取り支配する。この偶然の密室の中で、蝋燭の灯りが搏動するように絶え間なく密度を変えた。腕を引かれる。逆らわずその温みに囚われる。
     じゃあ、それまでは、お前は俺の。
     風になぶられた雨が古い帆布を叩く。
     雨だれが、告白をさらって行った。


     お疲れ様でした! お付き合いありがとうございました!!!

     簡潔に一問一答では人物の雰囲気を出せず、べらべらとしゃべらせてしまいました。しかもそうやってまで出した雰囲気が、小説本編とは一致していないかもしれません。会話文って難しいです。
     なお「!」「?」「……」などの記号を多用したのも、限られた表現方法で人物像を再現するための措置です。
     そして最後の130文字ほどの短文は、本編ではあり得ないシチュエーションで、本編らしく〆てみました。

     お楽しみいただけましたでしょうか。
     では今日はこのへんで。


    拍手[2回]

    100質(前半)

     いらっしゃいませ。当ブログへようこそ。
     前エントリに拍手いただきまして、ありがとうございます。
     今週も〆切りぎりぎりで更新できました。視点が目まぐるしく変わりますが、お楽しみいただければ幸いです。

     カップリングなりきり100の質問をやってみました。実は以前にも一度やっています。本編の序にあたる四話構成の短編を書き上げたときでした。そのため時間設定も、その後1ヶ月以内を想定して受け答えをさせていました。
     「温みの獄」の主人公二人は、章ごとに関係性が変化してゆきます。ですから以前のものは現状での二人とズレがあります。そんなわけで、頭の整理も兼ねて、ふたたび100質にチャレンジします。今回は誑の章が終了したあと1ヶ月以内の設定です。
     しかしまあ、質問が100もありますから、とにかく長いです。長いので今日は設問50までを。全部にお目通しくださる方が何人いるやら(笑)。

            ※質問提供は「BIANCA」様です。

     では、始めます。

    1 あなたの名前を教えてください
    「ヴァルド」
    「……」
    「どうした?」
    「むやみに、名前言うなって……」

    2 年齢は?
     ヴァルド「まだ30には……あ、なったのか?」
    ソアレーン「14」
       ※誑の章終了時に年が明ける予定です。

    3 性別は?
     ヴァルド「見たとおりだ」
    ソアレーン「……男」

    4 貴方の性格は?
     ヴァルド「面倒くさがりって言われるな」
    ソアレーン「無口、て白貂が」

    5 相手の性格は?
     ヴァルド「つかみ所がない。ってか、無口って性格か?」
    ソアレーン「ちゃらんぽらんだけど、仕事は真面目にやってる」

    6 二人の出会いはいつ?どこで?
     ヴァルド「二年前になるか。ガルーゼンって町だ」
    ソアレーン「うん」

    7 相手の第一印象は?
     ヴァルド「小汚ねーガキ」
    ソアレーン「うすらデカいおっさん」

    8 相手のどんなところが好き?
     ヴァルド「予測できないところ、かな」
    ソアレーン「ない」
     ヴァルド「ない?」
    ソアレーン「ないよ。だって俺、あんたのこと別に好きじゃないし……って、何で頭なでるんだよ!」

    9 相手のどんなところが嫌い?
     ヴァルド「肝心なときに黙りこむところだ。あれはやめろ。黙っちまったら何も伝わらんぞ」
    ソアレーン「言ったって、無駄じゃないか。あんたは、ズルいよな」

    10 貴方と相手の相性はいいと思う?
     ヴァルド「相性。相性ねえ」
    ソアレーン「相性とか関係ない」
     ヴァルド「あっちのほうは、そう悪くないと思うんだが」
    ソアレーン「真顔で何いってんだ」
     ヴァルド「そういう質問かもしれんだろ」
    ソアレーン「だからって答えるなよ。ばかじゃねえの」

    11 相手のことを何て呼んでる?
     ヴァルド「ソアとかソアレーンとか」
    ソアレーン「名前で呼んでる」
     ヴァルド「そういやお前、本当に俺を名前で呼んでるな。ジノのほかはみんな『おかしら』って呼ぶのによ」
    ソアレーン「じゃあ、そう呼ぼうか」
     ヴァルド「……それは、ちょっと……いいかも」
    ソアレーン「やっぱり呼ばない。あんた何考えてんだ? 顔ゆるんでるぞ」

    12 相手に何て呼ばれたい?
     ヴァルド「今のままでいい。たまには、おかしらって呼ばれるのも悪くな」
    ソアレーン「呼ばない」

    13 相手を動物に例えたら何?
     ヴァルド「イヌネコ牛馬ヤギひつじ……どれも当てはまらんなあ。気の荒さはガチョウ並みだが」
    ソアレーン「クマ……牛っぽいクマ」
     ヴァルド「何だそれは」

    14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
     ヴァルド「もうちっと背丈が伸びたら長剣を買ってやるよ」
    ソアレーン「あんたは、何かほしいものってあるか?」
     ヴァルド「とりあえず髪を勝手に切るな」
    ソアレーン「……わかった」

    15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
    ソアレーン「剣と手甲、それに馬」
     ヴァルド「欲張り過ぎだ」
    ソアレーン「じゃあ馬」
     ヴァルド「一番高いじゃねえか」

    16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
     ヴァルド「宿を取ったとき、何で床で寝るんだ? あれ、やめろ」
    ソアレーン「俺の勝手だろ。あんたこそ、やらないときはベタベタ触んな」

    17 貴方の癖って何?
     ヴァルド「分からん。そんなもん、あるのかねえ」
    ソアレーン「爪かむのは治った」

    18 相手の癖って何?
    ソアレーン「あんたは歩くとき、重心がちょっと右に偏ってるよな」
     ヴァルド「何からつっこんでいいのやら……お前いったい普段なにをどう見てるんだ?」
    ソアレーン「見てるんじゃなくて、足音で分かるんだ」
     ヴァルド「いや、あのな…………お前の癖はそういうところかもな。着眼点がふつうじゃないというか、人間離れしてるというか」

    19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
    ソアレーン「女みたいに扱うな」
     ヴァルド「特に、ない。本当にないな。……ソア、お前はもうちょっと自己主張していいぞ」

    20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
     ヴァルド「女みたいに、てお前は俺の〝おんな〟だろ」
    ソアレーン「あんたは下らないことで怒るよな。俺の頭(髪)なんか、どうでもいいじゃないか」
     ヴァルド「良かぁない。くりくりの坊主頭のガキ相手に、その気になれるか」
    ソアレーン「……(いつか丸坊主にしよう)」

    21 二人はどこまでの関係?
     ヴァルド「どこまで? どういう関係かと尋かれるなら分かるが」
    ソアレーン「……」

    22 二人の初デートはどこ?
     ヴァルド「そういうのやったことないな。次にエルナ・デュガーレに行ったら、芝居見物でもするか」
    ソアレーン「仕事から解放されたときくらい、一人になりたい」

    23 その時の二人の雰囲気は?
    24 その時どこまで進んだ?
    25 よく行くデートスポットは?
       ※上記三つの設問は、デートしたことないので省略します。

    26 相手の誕生日。どう演出する?
     ヴァルド「たんじょうび?」
    ソアレーン「?」
       ※本作品では一般人に誕生日という概念はなく、ゆえにそれを祝う習慣もありません。

    27 告白はどちらから?
    ソアレーン「そういう関係じゃない」
     ヴァルド「ま、そうだな」

    28 相手のことを、どれくらい好き?
    ソアレーン「だから好きじゃない」
     ヴァルド「……」

    29 では、愛してる?
    ソアレーン「そんなわけあるか」
     ヴァルド「愛、ねえ」

    30 言われると弱い相手の一言は?
     ヴァルド「いろいろあるんだが」
    ソアレーン「え?」
     ヴァルド「……」
    ソアレーン「そんなもん、あるのかよ?」
     ヴァルド「……」
    ソアレーン「何だよ、教えろよ」
     ヴァルド「自分に不利なことをしゃべると思うか?」
    ソアレーン「くそ」
     ヴァルド「考えろ考えろ」

    31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
    ソアレーン「浮気? 何か……意味がわからない」
     ヴァルド「疑惑のうちはどうもしねえさ」

    32 浮気を許せる?
    ソアレーン「だから、浮気がどうのって関係じゃない」
     ヴァルド「……許すわけねえだろ

    33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
       ※デートと特定せず、何らかの理由で待ち合わせた場合と想定します。
     ヴァルド「時間が許せば待っててやるよ」
    ソアレーン「それくらいなら待つ」

    34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
    ソアレーン「手、かな」
     ヴァルド「……」
    ソアレーン「なに?」
     ヴァルド「いや、お前、意味分かってないだろ」
    ソアレーン「意味って?」
     ヴァルド「お前の……(耳元に口を寄せて)肩から背中の手触りが意外になめらかでそそるとか、耳たぶの柔らかさに食っちまいたくなるとか」
    ソアレーン「な!」
     ヴァルド「そういう話だろ、この質問」
    ソアレーン「さ、さわるな!」

    35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
     ヴァルド「色気はー……ないなあ」
    ソアレーン「あってたまるか」

    36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
     ヴァルド「お前、けっこう寝相悪いんだよな」
    ソアレーン「え、あ、ごめん……て、それなら別々に眠ればいいじゃないか」
       ※眠っているときの不意打ちに、ヴァルドはドキッとするらしいです。

    37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
     ヴァルド「嘘をつかないのが信条だ」
    ソアレーン「ついたこと、ない。あ、クララナスで一回だけ。疑われなかったから、うまくつけたってことかな」
     ヴァルド「え」
    ソアレーン「なんだよ」
     ヴァルド「いや」
    ソアレーン「だから何だよ、頭なでるな!」

    38 何をしている時が一番幸せ?
     ヴァルド「いつでもそこそこに幸せだけど、飲んでるときと寝てるときか」
    ソアレーン「一人になれたとき」

    39 ケンカをしたことがある?
     ヴァルド「しょっちゅうだよなあ。誰かさんが常にけんか腰なもんだから」
    ソアレーン「悪かったな」

    40 どんなケンカをするの?
     ヴァルド「どんなって……殴り合いにはならんな」
    ソアレーン「あ」(ヴァルドには殴られたことがないのに、初めて気づいた)

    41 どうやって仲直りするの?
     ヴァルド「特にどうやってとか、ねえよなあ」
    ソアレーン「あんた忘れっぽいしな」
     ヴァルド「待て、ちょっと待て。別に忘れてるわけじゃなく、大人として冷静な対応をだな。話を聞け、こら」

    42 生まれ変わっても恋人になりたい?
    ソアレーン「そもそも恋人じゃない」
     ヴァルド「ああ、ああ、そうだな」
    ソアレーン「? なんだよ、何か怒ってるのか?」
     ヴァルド「いいや、怒ってなんてねえよ」

    43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
     ヴァルド「憎まれてるなぁ、とは感じるけどな」
    ソアレーン「なんだ、分かってるんじゃないか」

    44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
    ソアレーン「なんだよ、これ。意味わかんない質問ばっかり」
     ヴァルド「設問に文句をつけるな」

    45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
     ヴァルド「惚れた相手にゃ甘いって(ジノに)言われたっけなあ」
    ソアレーン「そんなのしたことないから分からない」

    46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
     ヴァルド「微妙な質問だな、こりゃ」
    ソアレーン「う」
     ヴァルド「どうした」
    ソアレーン「え、と、あんたが死ぬとか、考えたことなかったから」
     ヴァルド「そうか。ふつうに考えりゃ、俺のほうが先に死ぬだろうがな」
    ソアレーン「俺の知らないところで死んでくれよ」
     ヴァルド「……」
    ソアレーン「……それでこの手は何だ。何で脱がそうとしてんだ」
     ヴァルド「そういう雰囲気だったろ、今」
    ソアレーン「どこが? ふざけんな、はなせ」

    47 二人の間に隠し事はある?
    ソアレーン「当たり前だろ」
     ヴァルド「当たり前だな」

    48 貴方のコンプレックスは何?
     ヴァルド「劣等感? 特にねえな」
    ソアレーン「とりあえず、目立たない見た目になりたい」

    49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
     ヴァルド「公認だな」
    ソアレーン「不本意だけど」

    50 二人の愛は永遠だと思う?
    ソアレーン「愛とか関係ない。それにこの関係は俺が大人になるまでって約束だ」
     ヴァルド「ああ、そうだな」


     お疲れ様でした。とりあえず50までです。後半は近日中に上げます。あとになればなるほど、質問内容もきわどくなりますよ(笑)。お楽しみに〜



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     当ブログへようこそ。

     バナーを作っていただきました。拙作「女王の盾」に登場する居酒屋「兎の尻尾」亭の看板のイメージでお願いしました。小説家になろうのマイページにも、さっそく画像を貼りつけました。制作は黒木露火様です。
                  ※バナーの画像にかかる著作権は黒木露火様にあります

     黒木様には日頃からたいへんお世話になっています。当ブログを作成したときも、いろいろ相談にのっていただきました。実は拙作「温みの獄」執筆のきっかけも黒木様だったりします。世間で申しますところとはちょっと違う意味での腐れ縁というヤツでございます(笑)。

     さて。腐れ縁でございますから、お礼も腐ったものをご所望になられました。まだ予定は見えませんが、年内に黒木様リクエストの「とってもはげしい18禁な掌編」を書くことになりました。黒木様ノリノリで、特設会場を設置してくださるとのことです。しかもお心の広い黒木様は「エロはみんなのものだ」と言う信念をお持ちでいらっしゃいます。
     いずれ忘れた頃に、閲覧希望者を募ることになると思います。18才以上(高校生は不可)の方に限りますが。
     本編とは一味違った鰐屋テイストになろうかと思います。

     ……とりあえず1500文字以上書くことが目標です。





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